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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻9号

1992年08月発行

文献概要

生体のメカニズム ホルモン・8

性ホルモン—女性ホルモン

著者: 山本宝1 岡田弘二1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.727 - P.730

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はじめに
 女性の生涯にわたる性機能に直接影響を及ぼしている,いわゆる女性ホルモンとは,卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲストーゲン)を合わせたものをいう.ただし,プロゲストーゲンという言葉は黄体ホルモン様物質の総称であり,プロゲステロンはその代表である.女性ホルモンとして主なもののステロイド化学構造を図1に示した.
 そこで本稿では,今までに知られている女性ホルモンの作用,効果発現機序と生合成・代謝過程についてそれぞれ概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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