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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻9号

1992年08月発行

文献概要

検査ファイル

ウイルス抗IgA抗体

著者: 田島マサ子1

所属機関: 1帝京大学医学部附属病院中央検査室

ページ範囲:P.736 - P.736

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[1]免疫グロブリンのサブクラス
 ヒト免疫グロブリンにはIgG,IgM,IgAおよびIgD,IgEの5つのクラスが知られており,主要な免疫グロブリンはIgGである.IgG免疫グロブリンは量的にも多く,胎盤を通過することができる.IgMは他の免疫グロブリンよりはるかに分子量が大きく,一次免疫応答では最初に産生される.IgAは血清中の免疫グロブリンとして存在するのとは別に,分泌型あるいは外分泌型(sIgA)抗体がある.またIgA抗体は胎盤を通過せず,補体やリウマトイド因子とも結合しないグロブリンである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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