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GM-CSFレセプター
著者: 千葉滋1
所属機関: 1東京大学医学部第3内科
ページ範囲:P.743 - P.744
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生体内での血球の産生には,数多くの造血因子やインターロイキンがかかわっている.造血因子の1つであるGM-CSF(顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子)は,骨髄において好中球・好酸球および単球/マクロファージの産生を促す.
造血因子は糖蛋白であり,細胞表面に存在するレセプター〔やはり(糖)蛋白である〕に結合することによって細胞内に信号を伝え,生物活性を発揮する.造血因子レセプターをコードするcDNA(相補的=complementary DNA)が近年次々とクローニングされ,そのアミノ酸配列が明らかになった結果,これらのレセプターはその構造から大きく2つのカテゴリーに分類されうることがわかった.
生体内での血球の産生には,数多くの造血因子やインターロイキンがかかわっている.造血因子の1つであるGM-CSF(顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子)は,骨髄において好中球・好酸球および単球/マクロファージの産生を促す.
造血因子は糖蛋白であり,細胞表面に存在するレセプター〔やはり(糖)蛋白である〕に結合することによって細胞内に信号を伝え,生物活性を発揮する.造血因子レセプターをコードするcDNA(相補的=complementary DNA)が近年次々とクローニングされ,そのアミノ酸配列が明らかになった結果,これらのレセプターはその構造から大きく2つのカテゴリーに分類されうることがわかった.
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