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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻1号

1993年01月発行

文献概要

技術講座 免疫

補体系蛋白の定量

著者: 佐々木勝一1 山岸安子1

所属機関: 1自治医科大学附属病院臨床病理部

ページ範囲:P.27 - P.35

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サマリー
 補体系蛋白は20数種類あり,生体防御の重要な役割を担っており,それらを測定することにより,種々の自己免疫性疾患や補体欠損症などの診断,経過観察に役立っている.検査法には,補体系の古典的経路の活性をみる血清補体価(CH50)と第2経路(副経路)の活性をみるACH50があり,また個々の成分を蛋白量として測定する補体定量法がある.日常検査として最も用いられているのは,血清補体価(CH50)と補体蛋白のC3,C4である.近年,各種成分に対する抗体を用いた種々の測定法が開発されており,以下にこれらの代表的な測定法について,基本原理,測定上の注意点について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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