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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻10号

1993年09月発行

文献概要

講座 英語論文を読む・33

潰瘍の危険因子:ヘリコバクター・ピロリ感染,非ステロイド鎮痛消炎剤の使用および年齢間の相互作用

著者: 弘田明成1

所属機関: 1駒込病院内科

ページ範囲:P.840 - P.841

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 目的:上部内視鏡検査に紹介された患者の胃潰瘍と十二指腸潰瘍の頻度に対するヘリコバクター・ピロリ,非ステロイド鎮痛消炎剤の使用,たばことアルコールの飲用,年齢,性別,人種および内視鏡検査の適応などによる影響を評価するため.
 患者および方法:幽門洞切除の既往がなく,また内視鏡下で活動性の出血が認められなかった1,088名の連続した患者のうちで病歴を提供できる人たちに対して,内視鏡検査に先立って面接を行ったのち,ヘリコバクター感染の有無を検査するために内視鏡下で胃前庭部の生検を行った.さまざまな変数に対して十二指腸潰瘍または胃潰瘍との間のそれぞれの一変数の相関関係を検討し,そしてこれらの変数のうちでp<0.25のものは算定曲線の回帰モデルを作成する因子として用いた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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