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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻11号

1993年10月発行

文献概要

技術講座 病理

免疫二重染色

著者: 門脇奈穂美1 末吉徳芳1 阿部雅明1 白井俊一1

所属機関: 1順天堂大学医学部第二病理学教室

ページ範囲:P.901 - P.906

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サマリー
 現在,病理学の分野において,免疫組織化学的技法は,腫瘍マーカーの検出,酵素やホルモン産生細胞およびその腫瘍の同定,腫瘍の性質,組織に沈着する免疫複合体の検出,病原性微生物などの検出・同定など病理診断の1つの大きな武器となっている.そして,同一切片上で2種類の抗原の局在を同時に証明する免疫組織化学的技法が免疫二重染色であり,目的によっては単染色に比べ,より多くの情報が得られる.標識物質を酵素にした酵素抗体法と,標識物質に蛍光色素を使用する蛍光抗体法がある.今回は,その具体的手法について解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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