icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻11号

1993年10月発行

文献概要

マスターしよう検査技術

ゲル濾過法

著者: 青木芳和1 小川善資2 伊藤啓2

所属機関: 1(財)神奈川県予防医学協会臨床検査部 2北里大学衛生学部臨床化学教室

ページ範囲:P.917 - P.925

文献購入ページに移動
 ゲル濾過法の基本概念がFlodinらによって最初に提出されてからすでに30年以上が経過した.ゲル濾過法は高分子物質を分子量の違いにより分画できることから蛋白質などの分離精製の一手段として利用されている.また,分子量の概算値を求めるにも簡便なため,分析用としても広く用いられている.臨床検査の分野においても酵素結合性免疫グロブリンの解析などに利用されており,生化学研究室や臨床検査室では基本操作法の1つになっている.
 ここでは最も基本的な操作法を修得する目的でセファデックスG-200を用いたカラムクロマトグラフィーと薄層ゲル濾過クロマトグラフィーについての手順を解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら