文献詳細
講座 英語論文を読む・34
文献概要
目的:飛行機旅行における主要な死亡原因は心臓血管発作である.慢性閉塞性肺疾患を伴う患者では高所において重篤な低酸素血症をきたしやすいため,われわれは低気圧性低酸素の条件下での全身的な血行力学動態の変化が身体の危険性に関与するかどうかを検索することを試みた.
患者および方法:われわれは重篤な慢性閉塞性肺疾患(1秒間努力性呼出量0.97±0.32l)を持つ男性18名(平均年齢68±6歳)の橈骨動脈のカテーテル動脈圧,心拍数および異常心拍を海面位,低圧チャンバを用いた海抜2,438メートル相当の低気圧低酸素下で45分の定常状態後,および2,438メートル相当で,かつ酸素を補充した状態下でそれぞれ測定した.
患者および方法:われわれは重篤な慢性閉塞性肺疾患(1秒間努力性呼出量0.97±0.32l)を持つ男性18名(平均年齢68±6歳)の橈骨動脈のカテーテル動脈圧,心拍数および異常心拍を海面位,低圧チャンバを用いた海抜2,438メートル相当の低気圧低酸素下で45分の定常状態後,および2,438メートル相当で,かつ酸素を補充した状態下でそれぞれ測定した.
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