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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻11号

1993年10月発行

文献概要

検査ファイル

EIAによる血清IV型コラーゲンの測定

著者: 長谷川俊雄1 黒田満彦2

所属機関: 1福井医科大学検査部 2福井医科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.934 - P.934

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 慢性肝炎の進展につれて肝内の線維化が進行すると,肝類洞周囲に基底膜の増生がみられる.IV型コラーゲンはこの基底膜の主要な構成成分であることから,血中IV型コラーゲンが肝線維化のマーカーの1つとみられている.血清IV型コラーゲンの測定法として,これまでにRIAによる方法があったが1),近年,モノクローナル抗体を用いたEIAによる方法が開発された2).EIA法はRIA法のような取り扱い上の制約がないことから,一般の検査室でも日常検査として採用しうる利点がある.以下,EIA法による血清IV型コラーゲンの測定についての概略を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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