icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻11号

1993年10月発行

文献概要

トピックス

機能性食品とアレルギー

著者: 岩本逸夫1

所属機関: 1千葉大学医学部第2内科

ページ範囲:P.943 - P.944

文献購入ページに移動
■機能性食品とは
 従来,食品は栄養素として位置づけられてきたが,最近,食品の生体防御(免疫系),代謝調節,疾病の予防における役割が注目されてきた.このような食品の生体調節機能をより効果的に発揮するように加工された食品を機能性食品と呼んでいる.機能性食品には生体調節機能を有する成分を強化した食品ばかりでなく,生体にとって有害である成分を除去した食品も含まれる.後者の例としては,フェニルケトン尿症における脳障害の原因物質であるフェニルアラニンを蛋白質から酵素的に除去した低フェニルアラニンペプチド食がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら