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文献概要
技術講座 生化学
パソコンによる臨床化学成分の加齢変化の求めかた
著者: 西田敏信1
所属機関: 1徳島大学歯学部附属病院臨床検査室
ページ範囲:P.979 - P.985
文献購入ページに移動サマリー
多数の健常者データとその分布型が明らかであれば,正常値設定法の1つであるパラメトリック法で正常値を設定することは容易である.このパラメトリック法の1つに反復切断補正法があり,臨床化学検査19項目,男女0歳から80歳までの正常値を一括して計算することができる.
ここでは,健常者集団から求めた平均値および95%信頼区間を正常値とみなし,性・年齢ごとに層別化した各小母集団から求める方法について述べる.性・年齢別正常値のうち最も信頼性の高い平均値に注目し,臨床検査値の,この平均値の年齢による変化を加齢変化としてとらえた.
多数の健常者データとその分布型が明らかであれば,正常値設定法の1つであるパラメトリック法で正常値を設定することは容易である.このパラメトリック法の1つに反復切断補正法があり,臨床化学検査19項目,男女0歳から80歳までの正常値を一括して計算することができる.
ここでは,健常者集団から求めた平均値および95%信頼区間を正常値とみなし,性・年齢ごとに層別化した各小母集団から求める方法について述べる.性・年齢別正常値のうち最も信頼性の高い平均値に注目し,臨床検査値の,この平均値の年齢による変化を加齢変化としてとらえた.
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