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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻12号

1993年11月発行

検査ファイル

細胞接着物質

著者: 櫻川信男1

所属機関: 1富山医科薬科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.1029 - P.1029

文献概要

 血液が1,000mm2(100g)にも達する全身血管内を流動できることは血栓止血学的諸要因を産生して抗凝固性を帯びる血管内皮細胞による.内皮細胞はそれから分泌される細胞外基質様物質で密着接合しつつ一定の間隙をもって血管透過性を示し,また白血球の遊走や移動を可能にする.これらを細胞接着物質と称し,フィブロネクチン,トロンボスポンジン,ビトロネクチン,ラミニンなどが含まれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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