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検査ファイル
アンバウンドビリルビン
著者: 中村肇1
所属機関: 1神戸大学医学部小児科
ページ範囲:P.1030 - P.1030
文献購入ページに移動[1]新生児高ビリルビン血症と核黄疸
新生児期には,生後数日間黄疸が出現し,自然に消退する生理的黄疸と呼ばれるものから,ビリルビンの持つ細胞毒性により重篤な神経学的後障害,すなわち核黄疸を引き起こす病的黄疸まである.核黄疸の症状は非特異的なものであるので,血清中のビリルビン濃度の測定が臨床的に不可欠である.
新生児期には,生後数日間黄疸が出現し,自然に消退する生理的黄疸と呼ばれるものから,ビリルビンの持つ細胞毒性により重篤な神経学的後障害,すなわち核黄疸を引き起こす病的黄疸まである.核黄疸の症状は非特異的なものであるので,血清中のビリルビン濃度の測定が臨床的に不可欠である.
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