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Clostridium difficile toxin A
著者: 吉田勝彦1 中村良子1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院
ページ範囲:P.1031 - P.1031
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Clostridium difficileは,抗生剤性偽膜性大腸炎(バンコマイシン適応疾患)の起因菌として知られているが,近年は院内感染源としても問題となっている.多くの無症候性保菌者が存在するので,診断には毒素toxin Aの検出が必須である.ここでは現在,迅速簡便法として用いられているラテックス凝集法をはじめとしたtoxin Aの検出法について紹介する.
Clostridium difficileは,抗生剤性偽膜性大腸炎(バンコマイシン適応疾患)の起因菌として知られているが,近年は院内感染源としても問題となっている.多くの無症候性保菌者が存在するので,診断には毒素toxin Aの検出が必須である.ここでは現在,迅速簡便法として用いられているラテックス凝集法をはじめとしたtoxin Aの検出法について紹介する.
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