icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻13号

1993年12月発行

文献概要

技術講座 免疫

PCRによる定量測定(競合PCR)

著者: 引地一昌1 青島秀幸1 吉田晃1

所属機関: 1(株)エスアールエル遺伝子部

ページ範囲:P.1081 - P.1085

文献購入ページに移動
サマリー
 PCRを用いた定量測定は,サンプル中の標的が非常に微量な場合に用いられる方法である.定量法には競合PCRが用いられるため,競合させるためのコンペティターを必要とし,複雑な検査工程になっている.臨床検査での応用はRNAのほうが多く,逆転写酵素を用いてcDNAを合成し,PCRを行う.そのため,一本鎖RNAウイルスであるC型肝炎ウイルスの定量検査について,競合PCRの実施例を中心に紹介した.また,競合PCR,RT-PCRについて,その特徴を中心に述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?