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技術講座 免疫
PCRによる定量測定(競合PCR)
著者: 引地一昌1 青島秀幸1 吉田晃1
所属機関: 1(株)エスアールエル遺伝子部
ページ範囲:P.1081 - P.1085
文献購入ページに移動PCRを用いた定量測定は,サンプル中の標的が非常に微量な場合に用いられる方法である.定量法には競合PCRが用いられるため,競合させるためのコンペティターを必要とし,複雑な検査工程になっている.臨床検査での応用はRNAのほうが多く,逆転写酵素を用いてcDNAを合成し,PCRを行う.そのため,一本鎖RNAウイルスであるC型肝炎ウイルスの定量検査について,競合PCRの実施例を中心に紹介した.また,競合PCR,RT-PCRについて,その特徴を中心に述べた.
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