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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻2号

1993年02月発行

今月の表紙

骨肉腫の細胞像

著者: 古田則行1 都竹正文1 坂本穆彦2

所属機関: 1癌研究会附属病院細胞診断部 2東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.134 - P.134

文献概要

 腫瘍細胞が骨や類骨を形成する骨原発性の悪性腫瘍である.10〜25歳の若年者に好発するが,骨Paget病に続発して高齢者にも発生することがある.長管骨の骨幹端部,骨幹部,特に大腿骨遠位,脛骨近位,上腕骨近位,腓骨に多く発生する.
 組織学的には多形性の目立つ低分化のものから,骨や類骨形成の著明な高分化のものまである.基本的には主体を占める基質の種類によって,骨形成型,軟骨形成型,線維形成型に分けられる.さらに血管拡張型に分けることもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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