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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻2号

1993年02月発行

文献概要

技術講座 生理

自動測定装置による呼吸機能測定法

著者: 遠藤和彦1

所属機関: 1虎の門病院臨床生理検査室

ページ範囲:P.135 - P.140

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サマリー
 自動測定装置によって呼吸機能検査を行う場合でも,装置の構造や測定原理の十分な理解は欠かせない.肺活量の測定は呼気肺活量だけでなく,吸気肺活量も実施すべきである.フローボリューム曲線の測定では1秒量だけで判断せず,呼出努力の良否も参考にすることが重要である.システム全体の大まかなチェックには健康人の測定による方法が有効である.スパイロメータの精度管理は気流式だけでなく気量式でも必要である.ガス濃度計の簡易なチェックは,較正用シリンジを用いた拡散能力の測定によって可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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