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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻3号

1993年03月発行

検査ファイル

トロンボモジュリン

著者: 家子正裕1 小池隆夫1

所属機関: 1北海道大学医学部第二内科

ページ範囲:P.229 - P.229

文献概要

[1]血管内皮細胞の抗血栓作用
 血管内皮細胞は血管の内腔をただ1層で覆っている血管固有の細胞であり,その機能は多様であるが,特に抗血栓機能と止血血栓機能は重要である.内皮細胞の抗血栓作用としては,①トロンボモジュリン(thrombomodulin;TM)の産生,②ヘパリン様物質の産生,③組織プラスミノーゲンアクチベーターの産生と放出,④プロスタサイクリンの産生と放出などが知られている.特にTMは血液凝固の制御機構として重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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