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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻4号

1993年04月発行

文献概要

けんさアラカルト

WHO協力センターの仕事

著者: 久道茂1

所属機関: 1東北大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.340 - P.340

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 国連の専門機関の1つであるWorld Health Organization(WHO;世界保健機関)は,世界における保健と医療にかかわる諸問題を解決する中心的役割を持っている.そして,WHOの加盟国の義務の1つにWHOに対する技術上の協力がある.そのため,わが国では,WHOの要請に基づく専門家の派遣や研修生の受け入れのほか,WHO協力センター(WHO-Collaborating Center;WHO-CC)を介して協力を行っている.現在,わが国のWHO協力センターは,協力テーマ約50課題を設定し,国立研究施設,大学および病院などが協力機関として指定を受けて活動を行っている.
 WHO-CCに指定されることは,その機関が協力テーマに関する研究,教育,研修および国際協力の実績が評価されることを意味し,そのテーマについての人的,技術的または施設面での今後の発展に大いに寄与することが期待されるものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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