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上皮と非上皮の免疫組織化学的差異
著者: 吉田春彦1
所属機関: 1鳥取大学医学部第一病理学
ページ範囲:P.373 - P.374
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免疫染色は病理組織診断の補助として,今日ではほぼ定着した観がある.その理由として,①他の方法と異なり,特別の設備,手技を必要としないこと,②抗原物質と特異的に反応する単クローン抗体が市販化されて,容易に入手可能になったこと,③可視下での検出感度が高まり,パラフィン切片を使って組織像と対比しながら検索できること,などが挙げられる.方法についての詳細は他書に譲り,本稿では病理診断上,最も重要である上皮と非上皮の免疫染色の意義と違いを悪性腫瘍を中心にして述べ,最近話題になっている軟部悪性腫瘍に言及する.
免疫染色は病理組織診断の補助として,今日ではほぼ定着した観がある.その理由として,①他の方法と異なり,特別の設備,手技を必要としないこと,②抗原物質と特異的に反応する単クローン抗体が市販化されて,容易に入手可能になったこと,③可視下での検出感度が高まり,パラフィン切片を使って組織像と対比しながら検索できること,などが挙げられる.方法についての詳細は他書に譲り,本稿では病理診断上,最も重要である上皮と非上皮の免疫染色の意義と違いを悪性腫瘍を中心にして述べ,最近話題になっている軟部悪性腫瘍に言及する.
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