文献詳細
文献概要
増刊号 臨床化学実践マニュアル I.緊急検査への対応
4.蛋白
著者: 狩野有作1 大谷英樹1
所属機関: 1北里大学医学部臨床病理学教室
ページ範囲:P.24 - P.25
文献購入ページに移動はじめに
蛋白の異常を調べるための緊急検査としては,血清総蛋白量およびアルブミン値の測定が広く用いられている.そのほかに感染症,特に新生児感染症やその敗血症を見いだすためにC反応性蛋白(C-reactive protein;CRP)の測定が利用されている.
なお,凝固系の蛋白として,アンチトロンビンIIIやフィブリノゲンの測定が緊急検査として用いられることが少なくないが,それらは別項で取り扱われているので参照されたい.
蛋白の異常を調べるための緊急検査としては,血清総蛋白量およびアルブミン値の測定が広く用いられている.そのほかに感染症,特に新生児感染症やその敗血症を見いだすためにC反応性蛋白(C-reactive protein;CRP)の測定が利用されている.
なお,凝固系の蛋白として,アンチトロンビンIIIやフィブリノゲンの測定が緊急検査として用いられることが少なくないが,それらは別項で取り扱われているので参照されたい.
掲載誌情報