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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻5号

1993年04月発行

文献概要

増刊号 臨床化学実践マニュアル 話題 2.生理活性物質

エリスロポエチン大量投与に伴う検査データの変化

著者: 黒川一郎1 佐藤和昭2 浅沼康一2 浦信幸34

所属機関: 1札幌医科大学附属検査部 2札幌医科大学病院検査部 3札幌医科大学救急集中治療部 4札幌医科大学第二内科

ページ範囲:P.114 - P.114

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 エリスロポエチン(Epo)は赤血球系の造血因子として注目されてきたが,わが国でも最近製剤化され腎不全時の貧血に使用されている.われわれも腎不全で透析療法を含む種々の治療を受けながら,貧血高度なることが認められ,Epo大量投与でみるべき効果のあった例を経験している.
 そのうちの2例についてそれぞれのEpo大量投与(毎週または隔週6,000,1ないし2万単位静注)の臨床検査値に及ぼす効果について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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