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増刊号 臨床化学実践マニュアル II.日常検査における異常値への対応 6.酵素成分
(3)CK,CK-MB,Ckiso
著者: 金光房江1
所属機関: 1倉敷中央病院臨床検査科
ページ範囲:P.125 - P.127
文献購入ページに移動 クレアチンキナーゼ(ATP:creatine N-phosphotransferase EC 2.7.3.2;CK)は1934年Lohmannにより発見された酵素で,以下の反応を触媒する.
この反応は生体内では逆反応に傾いており,ATPを産生してエネルギー代謝に重要な役割を果たしている,1959年に進行性筋ジストロフィー症で,1969年には急性心筋梗塞で,初めて血清CK活性の上昇が報告され,現在では臨床検査として不可欠な酵素である.
この反応は生体内では逆反応に傾いており,ATPを産生してエネルギー代謝に重要な役割を果たしている,1959年に進行性筋ジストロフィー症で,1969年には急性心筋梗塞で,初めて血清CK活性の上昇が報告され,現在では臨床検査として不可欠な酵素である.
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