icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻5号

1993年04月発行

文献概要

増刊号 臨床化学実践マニュアル II.日常検査における異常値への対応 6.酵素成分

(3)CK,CK-MB,Ckiso

著者: 金光房江1

所属機関: 1倉敷中央病院臨床検査科

ページ範囲:P.125 - P.127

文献購入ページに移動
 クレアチンキナーゼ(ATP:creatine N-phosphotransferase EC 2.7.3.2;CK)は1934年Lohmannにより発見された酵素で,以下の反応を触媒する.
 この反応は生体内では逆反応に傾いており,ATPを産生してエネルギー代謝に重要な役割を果たしている,1959年に進行性筋ジストロフィー症で,1969年には急性心筋梗塞で,初めて血清CK活性の上昇が報告され,現在では臨床検査として不可欠な酵素である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?