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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻5号

1993年04月発行

文献概要

増刊号 臨床化学実践マニュアル III.感染予防と医療廃棄物の処理

1.検査材料と感染性病原微生物

著者: 平泻洋一1 山口惠三1

所属機関: 1東邦大学医学部微生物学教室

ページ範囲:P.200 - P.203

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はじめに
 検査室で取り扱う検査材料の中には感染症患者由来のものが多数含まれている.また明確な感染症状を有さない患者の中にも潜伏期患者,不顕性感染あるいはcolonizationなどの病原微生物の保有者が多数存在する.時にこれらの患者由来の検査材料から医療従事者が感染を受ける場合がある.
 ここでは主に検査室内における感染(laboratory-associated infectionまたはlaboratory-aquired infection)を中心にその発生様式,原因となる微生物について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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