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文献概要
増刊号 臨床化学実践マニュアル IV.標準化
2.酵素活性測定の実測Kファクターによる検量
著者: 石田浩二1
所属機関: 1慶應義塾大学病院中央検査部
ページ範囲:P.223 - P.227
文献購入ページに移動 日常,試料中の物質の濃度あるいは酵素活性値を求めるには,その迅速性および大量処理の必要性から,自動分析装置が多用される.
現在の自動分析装置は精密さの追求はかなり進んでいるが,正確さにおいてはコスト・スピード・コンパクトさなどの理由で犠牲にされているのが現状である.しかし正確さが施設間差の是正において重要なファクターであるので,購入後ユーザーがその装置に正確さを付与する必要がある.その正確さは,「検量係数(Kファクター)」と「測定温度の正確さと制御能」で決定される.
現在の自動分析装置は精密さの追求はかなり進んでいるが,正確さにおいてはコスト・スピード・コンパクトさなどの理由で犠牲にされているのが現状である.しかし正確さが施設間差の是正において重要なファクターであるので,購入後ユーザーがその装置に正確さを付与する必要がある.その正確さは,「検量係数(Kファクター)」と「測定温度の正確さと制御能」で決定される.
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