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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻5号

1993年04月発行

文献概要

増刊号 臨床化学実践マニュアル V.分析基礎技術 11.その他の分析法

(2)PCR法

著者: 山﨑聖美1

所属機関: 1国立公衆衛生院栄養生化学部

ページ範囲:P.334 - P.337

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はじめに
 PCRとはpolymerase chain reactionの略で,DNAポリメラーゼの反応によってDNAを増幅する方法である.PCR法の原理は難しいものではなく,よく知られているDNAポリメラーゼ反応を単に応用したもので,その原理のシンプルさゆえに各分野で応用されている極めて便利で有用な技術である.そこで本稿では,まず原理について説明した後,PCR法の手順を示し,例として遺伝子診断の際の点変異の迅速な検出法,変異を検出する際の直接塩基配列決定法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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