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文献概要
病気のはなし
致死性皮膚疾患
著者: 小方冬樹1 中川秀己1
所属機関: 1東京大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.478 - P.484
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皮膚科領域に属する疾患の生命予後は一般的に良好であることが多いが,診断学および治療学が進歩した現在でも一部の疾患においては生命予後が不良な場合がある.ここでは,これらの皮膚疾患について分類を試みると同時に,皮膚科領域の疾患の中でも重篤,かつ予後不良となりうる疾患として,TEN型薬疹,GVHDおよび皮膚T細胞性リンパ腫を取り上げ,各々の疾患の原因,病態生理,臨床症状,検査所見および治療などについて簡単に解説を加えた.
皮膚科領域に属する疾患の生命予後は一般的に良好であることが多いが,診断学および治療学が進歩した現在でも一部の疾患においては生命予後が不良な場合がある.ここでは,これらの皮膚疾患について分類を試みると同時に,皮膚科領域の疾患の中でも重篤,かつ予後不良となりうる疾患として,TEN型薬疹,GVHDおよび皮膚T細胞性リンパ腫を取り上げ,各々の疾患の原因,病態生理,臨床症状,検査所見および治療などについて簡単に解説を加えた.
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