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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻7号

1993年06月発行

文献概要

技術講座 微生物

炭酸ガス培養法

著者: 大門良男1

所属機関: 1富山医科薬科大学附属病院検査部

ページ範囲:P.509 - P.513

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サマリー
 炭酸ガス培養は,臨床検査材料からリン菌,髄膜炎菌やブルセラ属の検出に不可欠であることから,古くからローソク培養法によって行われてきた.しかし,本法では炭酸ガス濃度が3〜5%と低く,煩雑で多数検体の処理に難があることなどから,近年では操作が簡便なガス発生キットや炭酸ガス濃度を容易に変化,監視できる炭酸ガスインキュベータによる方法が広く利用されるようになってきた.本稿においては,炭酸ガス培養法の種類とその特徴,およびその菌発育に与える影響について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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