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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻8号

1993年07月発行

文献概要

検査法の基礎

フェリチンとその測定法

著者: 小島司1

所属機関: 1虎の門病院臨床化学検査部

ページ範囲:P.577 - P.582

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サマリー
 フェリチンは鉄貯蔵蛋白として古くから研究されているが,臨床検査項目の1つとして導入されたのは,Addison(1972)のラジオイムノアッセイによる測定報告が発端であった.その後さまざまな免役学的測定法の開発が進み,それに伴い臨床的有用性が検討されてきている.
 本稿では,血清フェリチン測定のラジオイムノアッセイ,エンザイムイムノアッセイ,ラテックス凝集反応法における,それぞれの測定原理と問題点および自動分析への応用を述べ,後半に試料の取り扱いと参考基準値について解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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