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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻8号

1993年07月発行

技術講座 生化学

EIAによる心筋構造蛋白ミオシン軽鎖Iの測定

著者: 山西八朗1 井山茂1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.583 - P.589

文献概要

サマリー
 EIAによる心筋構造蛋白ミオシン軽鎖Iの測定ならびにその臨床的意義について述べる.
 急性心筋梗塞発作後の血中心筋ミオシン軽鎖Iは,CKやASTなどの逸脱酵素とは異なる変動パターンを示し,酵素活性測定だけでは得られない種々の臨床情報を提供してくれるものである.測定法も当初のRIAからキット化されたEIA試薬が開発されるに至っている.本稿ではEIAによる測定の実際とその検討成績について述べた後,測定値から得られる臨床情報と現時点における心筋ミオシン軽鎖I測定上の問題点を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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