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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻8号

1993年07月発行

文献概要

マスターしよう検査技術

病理標本の作りかた[1]

著者: 日暮公野1 大平嘉一1 町並陸生1

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.599 - P.605

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 病理標本つまり病理組織顕微鏡標本は,標本作業技術が考案されて以来100年以上の歴史があり,先達の諸先輩が試行錯誤してほぼ完成したものとなっている.しかし,技術というものには,長年の経験と職人芸ともいうべきものが要求される部分も少なくなく,各教科書のとおりに行えば必ずうまくいくというものでもない.そこで,ここではわれわれの施設で目ごろ行っている病理解剖材料の標本作製について,写真を用いてできるだけ詳細に,3回にわたって解説する.
 今回は第1回目として,固定・切り出し・包埋について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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