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文献詳細

雑誌文献

検査と技術21巻8号

1993年07月発行

検査ファイル

大発作と小発作

著者: 松岡洋夫1

所属機関: 1東北大学医学部附属病院精神科

ページ範囲:P.620 - P.620

文献概要

はじめに
 てんかん発作には種々の発作型があるが,最近では1981年に提案された国際分類1)が用いられている(表).これは発作症状と脳波所見に基づいて発作の起始部位から分類するものである.これには大発作および小発作という用語は載っていないが,臨床場面では慣用的に用いられている.なお,てんかんはてんかん発作という共通の臨床徴候を示すが,さまざまな病態を含んだ症候群であるため,てんかん発作の国際分類に加えて疾病分類としてのてんかん症候群の国際分類2)も別にあることに注意されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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