文献詳細
文献概要
検査法の基礎
超音波画像の成り立ち[1]
著者: 大川井宏明1
所属機関: 1東北大学加齢医学研究所病態計測制御部門
ページ範囲:P.691 - P.697
文献購入ページに移動サマリー
超音波ビームを走査し,各ビーム上のエコーを収集し,そのデータを2次元的に配置する.データの不足箇所は補完する.解像度はビーム幅と波連長に依存し,かつ画像上の位置により異なる.これが①超音波画像の基本的作像方法である.このことを理解し,さらに,②組織の物性,③生体内の超音波の挙動,④解剖と生理,などをできるだけ関連づけて把握するよう努めることが,さらに有用なデータを取り,画像の解読力を高めることに役立つ.
超音波ビームを走査し,各ビーム上のエコーを収集し,そのデータを2次元的に配置する.データの不足箇所は補完する.解像度はビーム幅と波連長に依存し,かつ画像上の位置により異なる.これが①超音波画像の基本的作像方法である.このことを理解し,さらに,②組織の物性,③生体内の超音波の挙動,④解剖と生理,などをできるだけ関連づけて把握するよう努めることが,さらに有用なデータを取り,画像の解読力を高めることに役立つ.
掲載誌情報