icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻10号

1994年09月発行

技術講座 生化学

コレステロールエステル転送蛋白(CETP)測定法

著者: 山下静也1

所属機関: 1大阪大学医学部第二内科

ページ範囲:P.775 - P.782

文献概要

サマリー
 コレステロールエステル転送蛋白(CETP)は高比重リボ蛋白(HDL)の中に含まれるコレステロールエステルを超低比重リポ蛋白(VLDL)や低比重リポ蛋白(LDL)などのアポB含有リポ蛋白へと転送する.本蛋白の欠損により,著しい高HDL-コレステロール血症を生じる.
 本稿ではCETP活性を測定する方法について述べ,われわれが明らかにしたCETP欠損症におけるリポ蛋白代謝異常や遺伝子異常を解析する手法についても紹介する.また,CETP活性は種々の病態で変動するが,その変動因子についても言及した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら