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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻10号

1994年09月発行

文献概要

検査データを考える

血漿浸透圧と尿浸透圧

著者: 飯田喜俊1

所属機関: 1藍野学院短期大学看護学科

ページ範囲:P.823 - P.828

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はじめに
 浸透圧とは半透膜を隔てて一方に溶液を他方に純溶媒を置いた場合,溶媒の1部が溶液側へと浸透して平衡に達するときに両側で生ずる圧力差をいう.臨床ではいろいろの場合にこれが異常となるが,それを調べるのに主として血漿と尿が測定される.
 本稿ではどのようなときに測定がされるか,患者の浸透圧がどのように変化するか,またその変化が病態にいかにかかわっているのか,検査技師として患者の状況に対応していかに検査内容を整理すべきかなどについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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