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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻10号

1994年09月発行

文献概要

検査ファイル

緩和時間(MRI)

著者: 荒木力1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院放射線部

ページ範囲:P.830 - P.830

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 現在利用されているMRIは1H原子核を対象としたものであるが,実際に画像化されているのは水と中性脂肪に含まれる1Hである.水分含有量は脂肪を除く生体軟部組織間で大差ないため,MR画像のコントラストは主に1Hを含む分子の物理化学的状態で決まる緩和時間に依存する.緩和時間には縦緩和時間(T1,スピン格子緩和時間ともいう)と横緩和時間(T2,スピンスピン緩和時間ともいう)とがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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