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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻10号

1994年09月発行

文献概要

トピックス

フローサイトメトリーによる尿沈渣測定

著者: 伊藤機一1

所属機関: 1神奈川県立衛生短期大学衛生技術科

ページ範囲:P.834 - P.836

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1.フローサイトメトリーの歴史
 フローサイトメトリーはフローサイトメータ(flow cytometer;FCM)を用いた細胞同定法の総称で,血液分野を中心に現在広く利用されている.初期のFCMは落射型蛍光顕微鏡のスライドグラスを改造し,シースフロー方式(一定位置に細胞を流す方式)により細胞をスライドグラスに流し込むものであったが,現在普及しているのはシースフロー方式にレーザを組み合わせた装置であり,その原型は1969年,米国ニューメキシコ州のLos Alamos研究所で確立された1)
 現在のFCMとその母体となった蛍光顕微鏡との比較を表に示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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