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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻11号

1994年10月発行

病気のはなし

ミオパチー

著者: 織茂智之1 古川哲雄2

所属機関: 1関東中央病院神経内科 2東京医科歯科大学保健衛生学科

ページ範囲:P.848 - P.853

文献概要

サマリー
 ミオパチーとは一次的もしくは二次的に骨格筋が障害され,筋脱力・萎縮が生じる疾患群で,種々の疾患が含まれる.ミオパチーの診断には,遺伝歴,臨床経過,臨床症状などの臨床情報,尿,血液生化学,電気生理学,画像,病理学,遺伝子などの各種検査所見を総合して行うが,このうち生検筋の検索とりわけ筋病理学検査は特に重要である.近年分子生物学的手法を用いミオパチーを遺伝子レベルで解明しようとする試みが行われ,その成果が現れつつある.近い将来原因不明のミオパチーが解明され,遺伝子治療への道が開かれるものと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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