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技術講座 生化学
DNA自動抽出装置の有用性と問題点
著者: 加藤享子1 引地一昌1
所属機関: 1(株)エスアールエル遺伝子部
ページ範囲:P.873 - P.877
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最近の分子生物学の目覚ましい進歩に伴い臨床検査の分野においても,分子生物学的手法を用いたDNA検査が数多く行われるようになってきた.DNA検査を実施するためには,材料(血液や組織)からDNAを抽出しなければならない.日常の臨床検査でDNA検査を行う場合は,DNAの分離精製を精度よく短時間に行わなければならない.そのために自動DNA装置が必要となるのは必要的である.
現在市販されているGENEPURETM341(Applid Biosystems社)を実際に使用したので,その有用性と問題点について記述した.
最近の分子生物学の目覚ましい進歩に伴い臨床検査の分野においても,分子生物学的手法を用いたDNA検査が数多く行われるようになってきた.DNA検査を実施するためには,材料(血液や組織)からDNAを抽出しなければならない.日常の臨床検査でDNA検査を行う場合は,DNAの分離精製を精度よく短時間に行わなければならない.そのために自動DNA装置が必要となるのは必要的である.
現在市販されているGENEPURETM341(Applid Biosystems社)を実際に使用したので,その有用性と問題点について記述した.
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