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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻11号

1994年10月発行

文献概要

技術講座 血液

赤血球沈降速度測定

著者: 亀井喜恵子1

所属機関: 1日本大学医学部附属板橋病院臨床検査部血液検査室

ページ範囲:P.879 - P.885

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サマリー
 赤血球沈降反応(以下,赤沈)の測定方法としてWestergren法とWintrobe-Landsberg法の2法が代表的である.この2方法とも満足のいくものではないといわれるが,生体変化に対しての鋭敏さや測定精度の良さなどから総合的に判断し,国際血液標準化委員会(International Committee of Standardization in Haematology:ICSH)ではWestergren法を国際標準法として推薦した.わが国でもこの方法が広く用いられている.
 赤沈は非特異的な反応ではあるが,種々の検査項目の中では依然として利用頻度が高い.
 本稿では赤沈の臨床的意義および測定上の注意点などについて,自動測定装置での測定経験をも含め述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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