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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻11号

1994年10月発行

文献概要

検査データを考える

円柱尿

著者: 伊藤孝仁1 山内淳1 杉浦寿央1 上田尚彦1

所属機関: 1大阪大学医学部第一内科

ページ範囲:P.917 - P.921

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はじめに
 尿沈渣は非常に古い検査であるが,腎疾患のみならず重症の全身疾患を早期診断する契機をも与えてくれる優れた検査である.その中でも,本稿に記載した円柱尿は腎実質の炎症性病変の存在を示す重要な所見である.腎病変の重症度は,尿蛋白排泄量,血尿の程度,円柱の種類と数により,かなり正確に推測することが可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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