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技術講座 血液
鉄染色と鉄芽球カウント法
著者: 相賀静子1
所属機関: 1埼玉県立衛生短期大学衛生技術学科
ページ範囲:P.965 - P.970
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鉄染色法は古くから実施されているが,基準範囲,算定方法については報告者によって異なっている.それらを比較して記し,検査室サイドで簡単にできる方法を記した.
可染鉄顆粒沈殿物質の反応式と名称を分析化学的な解釈で付記した.臨床的意義を補足するために,ヘムの合成過程について病態生理として加えた.なお,鉄染色は血液像からの種々な情報の確認,尿沈渣からのヘモジデリンの確認が同一な方法で行われるので併せて記した.
鉄染色法は古くから実施されているが,基準範囲,算定方法については報告者によって異なっている.それらを比較して記し,検査室サイドで簡単にできる方法を記した.
可染鉄顆粒沈殿物質の反応式と名称を分析化学的な解釈で付記した.臨床的意義を補足するために,ヘムの合成過程について病態生理として加えた.なお,鉄染色は血液像からの種々な情報の確認,尿沈渣からのヘモジデリンの確認が同一な方法で行われるので併せて記した.
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