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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻12号

1994年11月発行

文献概要

技術講座 一般

便培養検査

著者: 犬塚和久1

所属機関: 1厚生連安城更生病院臨床検査科

ページ範囲:P.983 - P.990

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サマリー
 従来,糞便の細菌培養検査は,腸管系法定病原性菌・食中毒原因菌を明らかにすることを目的としていた.しかし現在では,急性感染症腸炎のほかに,薬剤関連の腸炎,骨髄移植・臓器移植患者の手術前後に実施される腸管内無菌化のための監視培養など,患者および病態に応じて検査目的が異なる.患者別に検査目的菌,使用培地の組み合わせ,釣菌・同定検査の進めかたを紹介する.
 ただし,ウイルス,原虫の糞便培養検査法は他の成書に譲る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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