icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻13号

1994年12月発行

文献概要

検査ファイル

免疫比濁法によるHbA1C測定

著者: 渡野達朗1

所属機関: 1自治医科大学附属大宮医療センター検査部

ページ範囲:P.1101 - P.1101

文献購入ページに移動
はじめに
 HbA1Cは赤血球寿命の半減期から1〜2か月の平均血糖値を反映するため,糖尿病患者の血糖コントロールの重要な指標として臨床応用されている1).HbA1Cの測定には,ミニカラム法,アフィニティークロマトグラフィー法そして高速液体クロマトグラフィー(high performance liquid chromatograpy;HPLC)法があり,HbA1C測定のための専用HPLC装置が普及している.
 近年,HbA1Cに対する特異抗体が開発され,それを用いた免疫比濁法(turbidimetric immunoassay;TIA)を測定原理とした測定試薬(リキテックHbA1C:ベーリンガー・マンハイム)が市販され,新しいHbA1C測定法として注目されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?