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免疫比濁法によるHbA1C測定
著者: 渡野達朗1
所属機関: 1自治医科大学附属大宮医療センター検査部
ページ範囲:P.1101 - P.1101
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HbA1Cは赤血球寿命の半減期から1〜2か月の平均血糖値を反映するため,糖尿病患者の血糖コントロールの重要な指標として臨床応用されている1).HbA1Cの測定には,ミニカラム法,アフィニティークロマトグラフィー法そして高速液体クロマトグラフィー(high performance liquid chromatograpy;HPLC)法があり,HbA1C測定のための専用HPLC装置が普及している.
近年,HbA1Cに対する特異抗体が開発され,それを用いた免疫比濁法(turbidimetric immunoassay;TIA)を測定原理とした測定試薬(リキテックHbA1C:ベーリンガー・マンハイム)が市販され,新しいHbA1C測定法として注目されている.
HbA1Cは赤血球寿命の半減期から1〜2か月の平均血糖値を反映するため,糖尿病患者の血糖コントロールの重要な指標として臨床応用されている1).HbA1Cの測定には,ミニカラム法,アフィニティークロマトグラフィー法そして高速液体クロマトグラフィー(high performance liquid chromatograpy;HPLC)法があり,HbA1C測定のための専用HPLC装置が普及している.
近年,HbA1Cに対する特異抗体が開発され,それを用いた免疫比濁法(turbidimetric immunoassay;TIA)を測定原理とした測定試薬(リキテックHbA1C:ベーリンガー・マンハイム)が市販され,新しいHbA1C測定法として注目されている.
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