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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻2号

1994年02月発行

けんさアラカルト

緊急検査の注意点

著者: 飯田暢子1

所属機関: 1東京都立駒込病院臨床検査科

ページ範囲:P.118 - P.118

文献概要

 救急患者の救命応急処置をするための診断に不可欠な検査が緊急検査である.救急疾患(突然の発症,または慢性疾患の急性増悪)には次のような特徴がある.
 ①いつでも,どこでも発症する.②全身のあらゆる部位の,あらゆる種類の病変がある.③病態(重症度)はさまざまで,病状は刻々変化する.④問診で患者情報が十分に得られない状態が多い.⑤迅速で適切な治療にはよく反応して回復するが,処置が不適切であれば死に至るか,重篤な後遺症を残す.⑥人為的な原因による疾患が多く,社会医学的な側面も持つ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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