icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻2号

1994年02月発行

検査ファイル

パラフィン切片用薄切用替刃メスの長所と短所

著者: 岡崎綾子1 恒吉正澄1

所属機関: 1九州大学医学部病理学第二講座

ページ範囲:P.173 - P.173

文献概要

 組織標本を診断する際に,鏡検しやすいために,また学会用のスライド標本を作るにも,きれいな組織切片を作らなければならない.これらの目的に沿うために大変な努力が必要であるのは周知のとおりである.このような状況の中で,ミクロトームの薄切用替刃のメスの出現は組織標本作製上,画期的なものであり,大変うれしいものであった.
 1960〜1961年ごろは手研ぎ砥石で研いで,2種類の馴み皮砥で仕上げをするという非常に手間のかかる作業であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら