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IL-12
著者: 態倉俊一1 山内康平1
所属機関: 1島根医科大学第三内科
ページ範囲:P.180 - P.182
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interleukin-12(IL-12)は,新しいサイトカインであり,1989年KobayashiらによりEBウイルスで形質変換したヒトB細胞株の培養上清中よりnatural killer cell stimulatory factor(NKSF)として見いだされた1).その後Sternによりcytotoxic lymphocyte maturation factor(CLMF)という活性物質が報告されたが2),これは,NKSFと同一物質であることがわかり,IL-12という名称に統一された.
interleukin-12(IL-12)は,新しいサイトカインであり,1989年KobayashiらによりEBウイルスで形質変換したヒトB細胞株の培養上清中よりnatural killer cell stimulatory factor(NKSF)として見いだされた1).その後Sternによりcytotoxic lymphocyte maturation factor(CLMF)という活性物質が報告されたが2),これは,NKSFと同一物質であることがわかり,IL-12という名称に統一された.
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