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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻3号

1994年03月発行

文献概要

病気のはなし

Castleman病

著者: 堀江良一12

所属機関: 1東京大学医科学研究所病理学研究部 2東京大学医学部第一内科

ページ範囲:P.194 - P.199

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サマリー
 Castleman病は慢性刺激に伴う反応性のリンパ節腫大を主徴とする疾患で,腫大リンパ節が限局しているものと,系統的リンパ節腫大を伴う多中心型に分けられる.限局型の一部と多中心型の腫大リンパ節においては,形質細胞の強い増生がみられ,同時に多彩な全身症状を伴う.本症の病態は長い間不明であったが,近年,腫大リンパ節におけるインターロイキン-6(IL-6)産生亢進が密接に関与していることが報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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