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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻5号

1994年04月発行

文献概要

増刊号 免疫検査実践マニュアル 総論 Ⅰ.免疫反応の原理

3.免疫調節とサイトカイン

著者: 北村聖1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.27 - P.34

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 近年,多くのサイトカインが同定され,遺伝子が単離されると同時に,リコンビナントサイトカインを用いて機能の解析が行われた.さらに,サイトカイン受容体の解析や,その後のシグナル伝達に関しても多くの知見が得られてきている.
 免疫系の分化,成熟と免疫反応に関与するサイトカインについても多くの知見が得られてきているが,いずれも複雑なネットワークを形成し,プラスの方向と,マイナスの方向を持ったサイトカインがあり,生体が必要とする微妙な調節を行っていることが明らかとなった,本稿では,リンパ球の基礎的な知識も含めて免疫系に働くサイトカインについて主なものを概説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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