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免疫検査の精度管理
著者: 柴崎光衛1 森三樹雄1
所属機関: 1獨協医科大学越谷病院臨床検査部
ページ範囲:P.48 - P.48
文献購入ページに移動 精度管理は,検査結果の信頼性をより高めるためのものである.医師は検査値を参考に診断,治療,経過観察を行う.したがって,われわれが提供する検査結果は高い精度が要求される.
近年,免疫血清検査の自動化は目ざましく進み,従来の定性検査から自動化による定量検査へと移行している.また,より高感度な測定法が開発され,従来では測定できなかった低値領域まで測定が可能になった.このように数値化された値は,感度の良い精度管理手法で管理することによって,初めて“生きた数値”となる.また,梅毒検査,HIV抗体検査,HTLV-Ⅰ抗体検査などは,その結果が直接社会問題にもなる.精度管理は日常業務の信頼性の保証として非常に重要である.
近年,免疫血清検査の自動化は目ざましく進み,従来の定性検査から自動化による定量検査へと移行している.また,より高感度な測定法が開発され,従来では測定できなかった低値領域まで測定が可能になった.このように数値化された値は,感度の良い精度管理手法で管理することによって,初めて“生きた数値”となる.また,梅毒検査,HIV抗体検査,HTLV-Ⅰ抗体検査などは,その結果が直接社会問題にもなる.精度管理は日常業務の信頼性の保証として非常に重要である.
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