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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻5号

1994年04月発行

文献概要

話題

免疫検査の精度管理

著者: 柴崎光衛1 森三樹雄1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院臨床検査部

ページ範囲:P.48 - P.48

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 精度管理は,検査結果の信頼性をより高めるためのものである.医師は検査値を参考に診断,治療,経過観察を行う.したがって,われわれが提供する検査結果は高い精度が要求される.
 近年,免疫血清検査の自動化は目ざましく進み,従来の定性検査から自動化による定量検査へと移行している.また,より高感度な測定法が開発され,従来では測定できなかった低値領域まで測定が可能になった.このように数値化された値は,感度の良い精度管理手法で管理することによって,初めて“生きた数値”となる.また,梅毒検査,HIV抗体検査,HTLV-Ⅰ抗体検査などは,その結果が直接社会問題にもなる.精度管理は日常業務の信頼性の保証として非常に重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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